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イタリアリーグのサッカーの歴史とユニフォームの特徴

イタリアサッカーのユニフォームには優勝チームだけに与えられる刺繍があります。イタリアの誰もが憧れる栄光の刺繍にはどんな意味があるのでしょうか。今回はイタリアリーグの歴史とユニフォームの秘密に迫ります。

スクデットを目指す熱い闘い

イタリアサッカー(セリエA)では、優勝チームのユニフォームに「スクデット」と呼ばれるエンブレムが刺繍されています。スクデットとは小さな盾の意味で、胸に刺繍されるエンブレムも盾に似たデザインが特徴的です。

イタリアでは「優勝を目指す=スクデットを目指す」と形容され、各クラブはスクデット獲得を目指して熱い戦いを繰り広げます。

発足当時は4クラブによるトーナメント

セリエAの前身となる組織が発足したのは、1898年。当時はわずか4チームによるトーメント形式で試合がおこなわれていました。現在の形式に変わったのは、1929年のこと。イタリアリーグはその後欧州のトップリーグとしての地位を固め、現在にいたるまで多くのスター選手が活躍しました。

イタリアリーグを形容する「セリエA」という言葉は頻繁に耳にしますが、これは正確にはイタリア一部リーグのみを意味します。二部リーグは「セリエB」、三部リーグは「セリエC」と、リーグのカテゴリーごとに呼び方に違いがあります。

強固な守備と緻密な戦術が伝統

イタリアサッカーと言えば、「カテナチオ(栓抜き)」と呼ばれる強固な守備が有名です。多くの得点を取って勝利するよりも、1-0で勝利することを美学とする文化があります。こうした美学を貫くために、イタリアサッカーは古くから高度なチーム戦術を用いてきました。

その伝統はいまでも受け継がれており、イタリアリーグに移籍した外国籍選手が戦術に適応できず苦労することも珍しくありません。

ビック3でプレーする本田と長友

セリエAでは、ユベントス・ミラン・インテルの3クラブをビック3と呼びます。この3クラブは毎年のようにスクデットを争い、欧州のカップ戦でも上位に進出するなど突出した成績をあげてきました。

2017年現在、このビック3に含まれるミランとインテルに、それぞれ本田圭佑と長友佑都が所属しています。欧州を代表クラブに2人の日本人が所属することは、世界を目指すサッカー少年や多くのファンに喜びと感動をあたえています。

イタリアサッカーのユニフォームをご紹介

それでは、イタリアサッカーのユニフォームデザインの特徴をみていきましょう。

ユニフォームの色がクラブの愛称に

イタリアのビック3と呼ばれる3クラブは、それぞれストライプ柄のユニフォームを採用しています。ユベントスは「ビアンコネロ(白と黒)」と呼ばれる白黒ストライプが特徴。

ミランは「ロッソネロ(赤と黒)」の赤黒ストライプ。インテルは青黒のストライプで、「ネラッズーロ(黒と青)」の愛称で親しまれています。それぞれクラブのユニフォームカラーがチームの愛称に使われていることからも、ユニフォームへの愛着と伝統を感じさせてくれます。

各クラブともシンプルなデザインが目立つ

イタリア各クラブのユニフォームを見ていくと、全体的にシンプルなデザインが目立ちます。パレルモは明るいピンクを1色だけ使用。ナポリはやや濃い目の水色、ラッツィオは薄めの水色など、単色でのデザインが多くなっています。

複数の色を使う場合も、シンプルなストライプでデザインされるなど、イタリアらしい洗練された美意識があらわれています。

伝統の色とシンプルなデザインが魅力

イタリアサッカーのユニフォームは、伝統のカラーとシンプルなデザインが特徴的です。チームの愛称の由来を調べてみると、チームカラーの歴史を知ることもできます。

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レプリカサッカーユニフォームのUNIFORMBOOST
2017年2月23日  by pressuniform-boost

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